サポート パッケージがインストール中に破損しインストールを完了できなかったり、古いファイルが一つでも残っている場合、再ダウンロードまたは再インストール時に上書きされ、途中でエラーが発生しインストールに失敗で終わったりすることがあります。これらの事象は、通常の再インストールではなく、一度サポートパッケージのクリーンな再インストールを実行することで改善されます。
注：インストールしている既存の サポート パッケージ は全て削除され、それぞれ再インストールが必要となります。
サポートパッケージのクリーンな再インストールについて
詳細手順は以下のようになります。
【R2016b 以降の場合】
1. MATLAB を起動し、ホームメニュー「環境」の「アドオン」、「アドオンの管理」の順でクリックし、対象のサポートパッケージの「アンインストール」からアンインストールを実施します。
アンインストールが完了した後、あるいはこちらで該当のサポートパッケージが表示されない場合でも、一旦MATLAB を閉じます。
2. インストール先のフォルダを開き、残りの関連フォルダを削除します。削除フォルダは更新日時で判断することも可能です。
Windows の場合： C:\ProgramData\MATLAB\SupportPackages\R20XXx\
Mac の場合: /Users/<username>/Documents/MATLAB/SupportPackages/R20XXx/
Linux の場合: /home/<username>/Documents/MATLAB/SupportPackages/R20XXx/
3. マシン上での「Download」フォルダ下の \MathWorks\SupportPackages\R20XXxフォルダをフォルダごと削除します。
4. MATLAB を再起動し、コマンドウェンドウ上、以下のコマンドでキャシュ削除を行います。
restoredefaultpath
savepath
5. 再度サポートパッケージのインストールを行います。
【R2016a 以前の場合】
1. MATLABを起動し、[アドオン]のドロップダウンメニューを選択してから、[ハードウェアサポートパッケージの取得]オプションを選択します。 サポートパッケージインストーラーで[アンインストール]ボタンを選択し、[次へ]をクリックします。 続いて画面の指示に従って、対象のサポートパッケージをアンインストールします。
2. インストール先のフォルダを開き、残りの関連フォルダを削除します。
削除フォルダは更新日時で判断することも可能です。
Windows の場合: C:\MATLAB\SupportPackage\R20XXx\
Mac の場合: /Users/<username>/Documents/MATLAB/SupportPackages/R20XXx/
Linux の場合： /home/<username>/Documents/MATLAB/SupportPackages/R20XXx/
3. マシン上での「Download」フォルダ下の \MathWorks\SupportPackages\R20XXxフォルダをフォルダごと削除します。
4. MATLAB を再起動し、コマンドウェンドウ上、以下のコマンドでキャシュ削除を行います。
restoredefaultpath
savepath
5. 再度サポートパッケージのインストールを行います。
