Linux 版の MATLAB には、規定で Oracle Java 仮想マシン (JVM) 8 を使用しています。しかし、他の JVM を使用することも可能です。MATLAB は R2020a 以降のリリースで OpenJDK Java8 をサポートしており、R2023a以降では OpenJDK Java11 もサポートしています。最新の MATLAB リリースでサポートされている具体的なアプリケーションについての詳細は、以下のページを参照してください：
MATLAB Interfaces to Other Languages
MATLAB は、これらの指定されたバージョンの JVM ソフトウェアのみで完全にサポートされています。異なるバージョンの JVM ソフトウェアを使用すると、一部のコンポーネントが正常に動作しない可能性があります。例えば、MATLAB で使用されている JVM ソフトウェアとは異なるバージョンで作成された動的リンクライブラリの関数を呼び出すと、セグメンテーション違反 エラーメッセージが表示されることがあります。
MATLAB で使用する JVM のバージョンを変更するには、現在使用している MATLAB のリリースに応じて、以下の手順を参照してください。
R2021b以降
以下のリンクにある jenv ドキュメント ページを参照してください。
注: MATLAB_JAVA が jenv/matlab_jenv の両方に設定されている場合、MATLAB_JAVA が優先されます。
R12以降
csh または tcsh シェルでは、"setenv" コマンドを使用して MATLAB_JAVA 環境変数を設定します。
例:
setenv MATLAB_JAVA <JRE パス>
このコマンドは、新しいシェル ウィンドウごとに実行する必要があります。
bash シェルで次を実行します:
export MATLAB_JAVA=<JRE パス>
この設定は、そのシェル ウィンドウから起動された MATLAB に適用されます。
インストールの確認
MATLAB が正しいバージョンの JVM ソフトウェアを使用していることを確認するには、MATLAB プロンプトで次のように入力します。
>> バージョン -java
MATLAB が MATLAB_JAVA の値を使用していない場合は、ログアウトして再度ログインする必要がある場合があります。
その他のオペレーティングシステム/プラットフォーム MATLAB が他のシステムで使用する JVM を変更するには、以下のリンクを参照してください。
Windows
https://www.mathworks.com/matlabcentral/answers/2149909macOS
